「前にも言ったけど、、、」は生産性に影響を与えます。
「前にも言ったけど、、、」
この言葉に、どんな感情が含まれているでしょうか?
イライラや苛立ち、怒りの感情が含まれていますね。
忙しい中でも、
前にも言ったけど、と前置きをしながら、
ご指導されていると思うのですが、
「前にも言ったけど、、」と前置きするだけで、
その前置きの「後」の言葉より、
イライラや苛立ち、怒りが伝わります。
そんな状態ではお仕事の生産性を上げることはできません。
なぜ生産性があがらないかというと、
部下やメンバーのモチベーションを上げられる
コミュニケーションになっていないからです。
上司や先輩からすれば慣れていることや知っていることでも、
初めてのことや慣れていないことに取り組む部下は、
ちゃんと説明していたつもりでも、理解不足が起こります。
部下が質問してきたり、確認しようとしてきたことは、
「前にもちゃんと説明したこと」
かもしれませんが、
そもそも積極的に業務に取り組んでいる証拠です。
積極的でなければ、疑問も起きませんし、
確認する必要性を感じないはずです。
引き続き、部下に積極的な姿勢を望むなら、
「ここまでは進んだんだね。ありがとう。」
と、頑張りを認める一言を伝えて次に進みましょう。
伝えた後の行動がきっと変わるはずです。