部下に悩みを相談すれば、部下も悩みを打ち明ける。

コーチングの国際資格を取得して専門性を高めたい管理職/ビジネスリーダーとしてキャリアアップしたい

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部下に悩みを相談したことがありますか?

もしくは自分の悩みを話せるくらい信頼できる部下はいらっしゃいますか?


私が上司になりたての頃、

部下が楽しく働けるように気遣いすぎて、テンパっているのを隠しながら、

仕事をしている時期がありました。


そんな私を見て、私の上司は余裕があるように見えたのか、

無理難題(と私は感じていた)を押し付けてきます。

そして、

「自分ひとりでやろうとするな。」「部下に任せることを学べ。」

と言われ続けて葛藤していました。


限界を感じた時に、チームメンバーを集めて、

現状(困っている状況)を話し、どうしたらいいか一緒に考えてほしいと、

相談しました。


相談した時にメンバーから出た言葉は、

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「やっと話してくれましたね。」

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ああ、バレてたんだ、、という恥ずかしさと、

メンバー同士でどうするかを考えて自主的に動いてくれた頼もしさを目の当たりにして、

私の中にある、「上司たるもの、しっかりしなくてはいけない」という、

考え方が変わった瞬間を味わいました。


上司やリーダーと言う立場では、相談することを恥ずかしく感じたり、

プライドが傷つくように感じるかもしれません。

でも自分の上司が相談してくれたら、どんな気持ちになるでしょうか。


人はどこかで誰かに役に立ちたいと思っています。

自分が相談できるような関係作りを意識して、

部下が安心して話せる環境づくりを目指してみませんか?


(執筆:銀座コーチングスクール法人事業部・葉山みなみ)