能力的成長と精神的成長

コーチングの国際資格を取得して専門性を高めたい管理職/ビジネスリーダーとしてキャリアアップしたい

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部下の成長を感じるときは、どんな時でしょうか。

また部下が成長するために常に意識しているのは、どんなことでしょう。

それは能力を上げることでしょうか。精神的な支援でしょうか。


一般的に望む成長は、

与えられた目標に対する達成や課題を解決する力が、

身についた状態と言えるでしょう。


だからこそ部下が成長するために、

達成や成果を出す方法、課題や問題を解決する方法を

身につけてもらおうと指導しているのではないかと思います。


その成果や解決する方法を

正しく教えているはずなのに成長しないケースの時は、

何が影響しているのでしょう。


もう一つの成長にも目を向けてみましょう。

それが精神的成長です。

精神的成長は能力的成長より曖昧で判断が難しく、

当たり前に備わっていると思い込んでいることも多いので、

成長していくものであるという考えに意識が向いていないのかもしれません。


精神的にはいろいろな考え方がありますが、例えば、、

成果が出ないのは上司の教え方が悪いと思っている

怒られることが多いので、この仕事が向いていないと思っている

納得しないと取り組むことができない

上記のようなケースにあの手この手で指導をしても、

馬の耳に念仏ですね、、(笑)


ごちゃごちゃ言わんと手を動かせ!

と言いたいところですが、

部下指導においては能力だけではなく精神的な面にも

目を向ける必要があるでしょう。


精神的な面の支援にはコーチングが役立ちます。

他責になっている部下や、自分を責めがちな部下、

こだわりが強い部下に自分を客観的に見てもらうような支援を行ってみましょう。


その支援が能力的成長につながります!



(執筆:銀座コーチングスクール法人事業部・葉山みなみ)