「本物の自分(自分らしさ)」をオープンにする

コーチングの国際資格を取得して専門性を高めたい管理職/ビジネスリーダーとしてキャリアアップしたい

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初めて部下をもったり、チームのリーダーとしてメンバーを抱えたとき、
どんなリーダーでありたいと考えていますか?
その考えは、どんな経験から影響を受けていますか?

・最近受講したリーダーシップ研修でしょうか?
・最近購入したリーダーシップ関連の書籍でしょうか?
・学生時代の先輩を真似たものでしょうか?
・アルバイト時代のリーダーを参考にしたものでしょうか?
・自分を育ててくれた上司を参考にしたものでしょうか?
もしくは「反面教師」を参考にリーダーシップを発揮しているのでしょうか?

どれも正しいリーダーシップですし、
もしかしたら、どのリーダーシップも
今の状況に適していないのかもしれません。

リーダーシップ論の歴史は長く、
トップダウン型からカリスマ型、そしてビジョン型になり、
2000年以降は、各リーダー自身が「自分らしく」あるためのリーダーシップ論、
オーセンティック・リーダーシップ理論が唱えられています。

オーセンティック・リーダーシップで大切にしていることは、
「自分らしさを大切にすること」「弱みを隠さず強みを出す」「メンバーを信頼して任せる」

リーダー自身が何もかもすべて完璧な状態にするのではなく、
自分の弱さもオープンにして、メンバーとの関係を強固にし、
自分も含めお互いの強みを活かした体制づくりをしていくことが、
チームのパフォーマンス向上につながる考え方です。

銀座コーチングスクールでも、コーチングが機能する条件の中に、
自己開示の必要性を伝えています。
その自己開示とは、成功体験を語ることではなく、
自慢話をするのではなく、今までのあなたを知ることで、
勇気づけになる自己開示(オープンマインド)です。

さて、あなた自身の何が伝わると勇気づけになるでしょうか?


参考書籍:オーセンティック・リーダーシップ(ハーバードビジネスレビュー)

(執筆:銀座コーチングスクール法人事業部・葉山みなみ)