新しい視点を提供する

コーチングの国際資格を取得して専門性を高めたい管理職/ビジネスリーダーとしてキャリアアップしたい

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職場であなたを悩ませる人は、どんな人でしょうか。

本当はこんなこと言いたくないのに、言ってしまった後で反省してしまうことはあるでしょうか。

 

不満が多い。

レスポンスが遅い。

仕事が遅い。

パフォーマンスが低い。


本当は「指導」したいのに「指摘」になってしまうと、

相手にうまく伝わらず、感情の行き違いがおきて、

お互いが本来求めている目標を達成することが困難になってきます。


「これじゃ、言いたいこと言えないよ」

「なんとか、やる気を起こしてもらいたいんだけど、、」

相手の主体性をなんとか育てようと、コーチングを学ぶ方も多いと思います。


主体性を育てるために「質問力」のスキルアップにこだわりすぎると、

自分がもっている答えを導くような誘導尋問口調になり、相手は責められている印象を受けてしまいます。


こんなときに使えるのが『フィードバック』のスキル!

 

一般的にフィードバックというと報告や評価することをイメージしがちですが、

コーチングのフィードバックスキルを活かす目的は、相手の気づきを促すことです。

特にネガティブなことを伝える際に、相手の気づきを促すには、

事実をそのまま伝えても伝わりません。


今回はリフレームを使って、相手の気づきにつながるように

新しい視点の提供を意識したフィードバック+リクエストの事例をご紹介したいと思います。

(※リフレームとは:ネガティブな考え方を新しい見方で、ポジティブな解釈にすること)

 

事例①:部下のレポートに不満を感じたとき

『期限内にちゃんとやってくれてありがとう。最初の項目は、具体的な例があげてあってわかりやすい。(フィードバック)

こういうふうに表現ができる君の能力をフルに発揮して(新しい視点)、最後のところも書き直してみてくれないか?(リクエスト)』


事例②:部下からクレームを言われたとき 

『思っていることを正直に話してくれてありがとう。もっと良くしたいという気持ちが伝わったよ。(フィードバック)

物事をあきらかにすることで必要なことが見えてくるよね。(新しい視点)君が思う改善案を聞かせてくれないかな?(リクエスト)』


事例③:部下から上手くいかなかったと報告を受けた  

『一生懸命取り組んでいたから、それはがっかりしただろう。(フィードバック)失敗は成功のもとと言うじゃないか。

うまくいかないことからのほうが、学ぶことが多い場合もあるよ。(新しい視点)次も相談にのるから、何かあったら言ってくれ。(リクエスト)』


<※参考書籍:西尾和美(著)『リフレーム』:大和書房、2012年>


(執筆:銀座コーチングスクール法人事業部・葉山みなみ)