強いチーム作りに必要なことは?
「俺は最強だ!」
その言葉は、車いすテニスプレーヤー・国枝慎吾さんが、
不安と戦っている時に「どうにか変えたい」と思って思い出した恩師(メンタルトレーナー)の言葉です。
この言葉を信じて、ケガを乗り越えて、優勝を手にしています。
自分が不安を感じている時、弱みを感じた時に、どんな言葉が浮かんでくるでしょうか。
「なぜ、こんなこともできないんだ」
「こんなんじゃ、ダメだ」
「こんなはずじゃないのに」
「あいつらがもっと頑張ってくれればいいのに」
「上司がもっとしっかりやってくれれば、、、」
不安を感じたり、弱みを認めることは辛さや苦しさが伴うこともあるので、
自分を責めたり、他者を責めたりして、
不安を感じないように、弱みを感じないようにしてしまうかもしれないですね。
でも、自分の不安や弱みに向き合うことを避けるような行動をしていると、
自分のプライドは保てますが、
関係性に影響を与えてしまうことがあります。
特にリーダーは、個人のパフォーマンスを上げるだけでなく、
チームのパフォーマンスを上げるためのキーマン。
チームのパフォーマンスを上げるには信頼関係は不可欠です。
自分の弱みを受け止めることは、
自分の負けを認めることのように感じるかもしれませんが、
勝ち負けだけを関係性に持ち込むと、
本音で話すことができません。
「弱み」や「劣っている」を感じたときに、どんな方法で乗り越えていますか?
自分を責めず、他人を責めずに、どう向き合っていますか?
信頼関係を築くのに大切な感情マネジメントであり、強いチーム作りにも必要です。
強いリーダーとは、自分の強みも理解し弱みも受け止められる人ではないでしょうか。