部下のキャリアは上りタイプ?下りタイプ?

コーチングの国際資格を取得して専門性を高めたい管理職/ビジネスリーダーとしてキャリアアップしたい

kawakudari_210113


社内の面談や1on1ミーティングで

1年後、どうなっていたらいいと思う?」という問いに部下が答えられないと、

意欲がない、やる気が感じられない、自己肯定感が低いなぁと感じる

管理職の方もいらっしゃるようです。


やりたいことがあるならサポートできるのに、

やりたいことがないなら、どんなサポートしてがいいかわからないじゃないか!

、、、と、

部下が主体的に仕事に取り組むように育成しようとしているので、

本人から自分の言葉で言ってくれないと困ってしまう。

という結果に陥ってしまうかもしれませんね。

 

ところで、キャリアに山登り(上り)タイプと、川下り(下り)タイプがあるのはご存知でしょうか?

 

キャリアの山登りとは、目標を定めて最適で効率的なルートを登っていくタイプ、

川下りは目標はなく流れに沿って前進していくタイプです。

 

これは人のタイプに当てはめた考え方ですが、

そもそも企業側が川下り(従順に仕事に取り組む)型なら

「1年後、どうしたい?」と聞いても、

「会社の方針に従います」という反応になるかもしれませんし、

山登り型の部下は外に目を向け始めると、転職しちゃう可能性もありますね。

 

部下のやる気を、目標をもっているかどうかだけで、

決めつけていませんか?

川下り型のタイプにも、どんな川を下ってみたいのか、

川を下る目的があるはずです。

 

安易にやる気がないと決めつけずに、

部下のタイプが、

山登りなのか(目標型)、川下り型(目的型)なのか、

見定めてから、意欲を引き出していきましょう!


(執筆:銀座コーチングスクール横浜校代表・葉山みなみ)