パラダイムシフトに活かす問かけとは?
2020年はコロナショックで、働くことや生き方まで
既存のパラダイムにどのように向き合わなくてはいけないか
試行錯誤した1年だったように思います。
こういうときに強い人は、「問いの力」を活用していますが、
「問いの力」といっても、どこに焦点を当てるかによって、
効果が異なります。
「それは正しいのか?」「それで成果がでるのか?」「本当にうまくいくのか?」
と問いかけても、新しい発想にはつながりにくいでしょう。
こんな時だからこそ、問い力を見直してみませんか?
・課題に直面した時に、自分自身にどんな質問をしていますか?
・メンバーが行動していなかったり、成果が出ていなかったりしたときに、どんな質問をしていますか?
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【Aパターン】
『なぜ、こうなったんだ?』
『その方法で、うまくいくのか?』
『どうしたら最短で成果を出せる?』
『誰が言ったんだ?』
『どんなことしたら、こんな結果になるんだ?』
『なんで、言うとおりにできないんだ?』
『これで、いいと思ってるのか?』
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【Bパターン】
これから、どういうステップで進もうと思ってる?
この方法でどんな効果が出そう?
この成果を出すにはどのくらいの時間が必要?
君はどう思う?
この結果についてどう感じてる?
どんなプランでやろうとしているか教えてくれないか?
この仕事で2倍の成果をだすには何が必要?
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AパターンとBパターンでどんな印象の違いを感じるでしょうか?
原因探しや上手くいかなかった理由にばかり質問を使うと、
言い訳上手になり、新しい発想を生む思考能力が
錆びついてしまいます。
今まで通りにならない、こんな時だからこそ、
新たな発想や気づき、発見、概念を生み出すために、
ロジカルシンキングや垂直質問だけでなく、
以下のような問いかけを増やしてみましょう!
① ゴールを明確にして、逆算から行動を考える。
「どうなっていたらいい?」
② 複数の選択肢を引き出してみる。
「他にはどんなことが考えられるかな?」
③ 価値観から考えてみる。
「私たちにとって一番大切なことは?」
思考が変われば、意欲(感情)も行動も変化します!