上司と部下のすれ違いを「どうしたら?」で解決する
上司と部下の間には、多かれ少なかれすれ違いが生じています。
「すれ違い」が起きていることは、お互いわかっていても、
その違いの解決を相手に求めています。
『だから、ダメなんだよ・・・』
すれ違いのままでは、仕事のパフォーマンスに影響がでてきます。
感じている「すれ違い」について、
「なぜ?」ではなく、「どうしたら?」の問いで解決してみましょう。
「どうしたら、言われたことを行動に起こすようになるのか?」
「どうしたら、ちゃんと指導するようになってくれるのか?」
「どうしたら、失敗にチャレンジできるのか?」
「どうしたら、話を聞いてくれるのか?」
そうすると自らの行動が変化し、相手の行動にも変化が起きます。
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『部下に苦悩する上司が感じていること』
・言われたことしかしない
・失敗を恐れる
・わからなくても聞かない
・言い訳が多い
・根拠のない自信をもっている
・すぐに落ち込むから叱れない
・注意するとすぐ反発する
・何を言いたいのかわからない
・将来のキャリアに役立つかを気にする
・謝罪ができない
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『尊敬できない上司に対して部下が感じていること』
・ちゃんと指導してくれない
・人の話を聞かない
・部下を育てる意識がない
・説明が下手
・失敗を責めるばかりでアドバイスがない
・頼らないと拗ねる
・すぐに怒り出す
・理解が悪くて話が通じない
・すぐに部下にあたり散らす
(参考:「上司の常識は部下にとって非常識」 榎本博明著)