「視点移動」の取り扱い説明書

22417608_s.jpg

1.5時間でコーチングの全体像がスッキリ分かります!

「コーチング無料体験講座」詳細と開講日程


こんにちは!

銀座コーチングスクール(GCS)副代表 大石 典史です。

先日のメールニュースで、
「視点移動」のスキルについて書きました。

このスキルは、なかなか万能で、
自分がクライアントの立場に身を置くと、
より効果を実感できるのではないかと思います。

一方で、このスキルも取り扱いを間違えると、
クライアントにとって、面白くもなく、効果の出ない
セッションになってしまいますので注意が必要です。

私は、レギュラークラス受講中の方と
セッションを行う機会があるのですが、
彼らがコーチ役、私がクライアント役を務めた時に
時々感じることがあります。

それは、「視点移動」のスキルを使われるのですが、
それを使うことが目的となってしまって、
クライアント役である私が「聴いてもらっていない」
という感覚に陥ることです。

これにより、私は「これ以上話したくないなぁ」と
感じてしまうこともあるのです。

「相手の中にあるものを引き出す」ためには、
「相手の気持ちよくたくさん話してもらう」こと、
つまり、「質問する」前提には「聴く(・認める)」ことが
できていないと効果がない、ということですね。

そんな時、コーチ(役)は、「視点移動」のスキルを用いて、
自らの視点を「原点に戻す」と良いかもしれません。

「そもそも、このセッションは誰のためのものですか?」
というように。